仕事には、それぞれ職業病というものが存在しますが、それは介護の仕事にもあります。例えば、腰痛は介護士の職業病です。すべての人が腰痛に悩まされているわけではありませんが、腰痛持ちの介護士は非常に多くいます。腰痛が原因で仕事を続けられなくなり、転職をしてしまう方もいるため腰痛には気を付けたほうが良いでしょう。
また、腰痛など重たい職業病ではなく、軽い職業病としては、街行く高齢者が気になってしまうということが挙げられます。日本は高齢化社会ということもあり、街を歩けば高齢者を見かけるが、高齢者に危険が無いかそわそわしてしまうのです。
なぜ、高齢者がそこまで気になるのかと言えば、介護の仕事は高齢者の見守りが重要だからだ。普通にフロアが落ち着いた状態でも、気を抜くと高齢者が目の届かない所に歩いて行ってしまったり、床で転んでいたりする事もあるからです。常に意識しておかないと仕事にならないのです。仕事中ではないとはいえ、高齢者を見たら無意識にそちらに意識がいってしまうのが困った職業病の一つといえます。
ただ、介護職の職業病の中には良い職業病もあります。それは何かというと、人と話したり、顔を合わせる際に、自然と笑顔になれるということです。介護の仕事では、サービスを提供する高齢者が安心出来るよう、気軽に介護士に話しかけられるよう笑顔を振りまくことが大切です。そのため、初対面の人と会った時にもニコッと笑顔から入れたりします。仕事をする上で笑顔でいることが多いので、日常生活でも色々な人に笑顔を振りまけるようになるのです。